会員制リゾートという性質上、情報が少ない芦屋ベイコート倶楽部。
会員だけに開かれたこの空間には、日常から切り離された特別な時間が流れていました。
本記事では、今回の滞在を通して感じたお部屋やアメニティ、付帯施設の使い勝手などを中心にまとめます。
宿泊までの流れ
この度、1月後半に芦屋ベイコート倶楽部に宿泊してきました。
最近ベイコート倶楽部の会員になったばかりでまだシステムを完全に理解しきれていないのですが、まずは実際に滞在してみようと思い、気軽に行ける近さの芦屋ベイコート倶楽部を選びました。
今回は前日の夜に滞在を決めたため、アプリからの予約はできず、電話での手配となりました。
ベイコート倶楽部では、会員専用アプリから宿泊予約が可能ですが、前日夜以降の予約についてはホテルへ直接電話する形となっているようです。今回は該当時間帯だったため電話しました。
電話での予約で、その時点で利用可能な5人で泊まれるお部屋やレストランの状況を丁寧に案内していただき、急な手配でも不安を感じませんでした。
電話は時間帯を問わず対応可能とのことで、柔軟に相談できる点も、実際の使い勝手として便利に感じました。
今回はあくまで試しに滞在してみるという目的だったため、客室はベイスイートを選択しています。ベイコート倶楽部の中では一番スタンダードなランクですが、それでも75㎡以上の広さがあり、十分に余裕のある空間でした。
芦屋ベイコート倶楽部の場所
芦屋ベイコート倶楽部は芦屋市の海沿いにあり、目の前にヨットハーバーがあり海外リゾートのような雰囲気です。ホテル自体が船のような形をしていて、遠くからでもわかる特徴的なフォルムです。(画像は公式よりお借りしています)

会員専用ゲートの先に広がる静謐なエントランス
19時ごろ、ホテルに車で到着。重厚なゲートがあり、そこにスタッフが常駐しています。要件を聞かれるので宿泊であることと名前を伝え、確認が取れるとゲートが開きます。
そこから一直線の長いアプローチ。これが非日常への特別感を高めてくれます。

ここからスロープを上り玄関前のロータリーまでのアプローチはこれまで見たことがないほど広く、空間の使い方の贅沢さに目を奪われました。

(↑到着時は夜で暗かったため、翌日のお昼に撮影したものです。)
そして背の高いドアが開くとこちら。

天井の高いエントランスは、白大理石で統一された明るく開放的な空間です。正面には大きな百合の花が生けられ、特別な空間に来た気分が高まります。
この横にフロントデスクがあり、ここでチェックインします。手続きは1分もかからず済みました。こちらの宿泊が初めてなことを伝えると、お部屋まで案内していただけるとのこと。
経営者や富裕層を対象とした施設だけあり、接客は程よい距離感で気の利いたサービスです。
芦屋ベイコート倶楽部のベイスイート部屋写真
それでは入室します。ベイスイート、2ベッドルーム禁煙のお部屋です。
ドアを開けるとまずこの空間。すぐ左がバスルーム、すぐ右がトイレ、奥右がクローゼット。奥の左がお部屋に続きます。

ベッドルームその1です。リビングも兼ねています。中央にはソファとローテーブル、奥にはミニバーコーナーや大きなデスクもあり、非常に広々しています。落ち着いた色合いで、家のように落ち着いて過ごせる空間です。

デスク側から見たお部屋(左)とミニバーコーナーから見たお部屋(右)。


その隣にはベッドルームその2です。こちらはベッド2台とドレッサーです。

クローゼットも広く奥行きがあります。

ちなみにこのような配置のお部屋です。こちら側のお部屋は芦屋のハーバーとは反対向きです。

水まわり(バス・トイレ)の使い勝手
次に水回りです。ドアを開けるとこんなふうになっていて、とても広いバスルームです。

まず洗面所はダブルシンク。(ここのアメニティについてはアメニティの項で後述します)

洗面所の反対側にはバスローブやタオル、かごなど。着替えなど置ける場所があって使い勝手が良いです。

次にお風呂。バスタブが広く、大きめのTVが付いているのが珍しいです。横にあるシャワールームは、一見バスタブと独立のようですが、ドアを閉じると繋がっていて、日本式の洗い場と同じ使い勝手になるようにできいます。なのにバスタブがドアの中にないことで開放感も叶えることができていて、この間取りの発想には感動しました。

お手洗いは独立しています。(何気に一番嬉しいポイントです。)

アメニティ詳細
まずは設備。ベッドサイドやリビングのテレビ下にこのようなUSBポート(USB-A)が設けられていました。その上にあるのはHDMIポートです(何に使うのでしょうか)。このUSBポートはどのベッドサイドにもあるわけではなく、少なめでした。ベッドサイドの小さなパウチはミントです。

スリッパはふかふかで履き心地が良かったです。クローゼットの引き出し内にランドリー用の袋とプラスチック製の袋が多めに用意されていました。汚れ物やプールで濡れたものを入れるような袋って意外になくて困ることがあるので、このプラスチック袋のご用意はありがたいです。


さらに、子供用のバスローブはないか聞いたところ、バスローブはないが子供用パジャマはあるとのこと。一緒に子供用スリッパと歯ブラシも持ってきてくれました。

次にミニバーコーナーです。エスプレッソマシンに紅茶(ちゃんと5人分)、コップもたくさん用意されていました。DVDプレーヤーもありました。




こちらが洗面所のアメニティです。全て人数分用意してくださっていてとても良心的です。

洗面所引き出し内にも大量のアメニティ。歯ブラシ、マウスウォッシュ、カミソリ、ヘアゴム、シェービングフォーム、ヘアブラシ、ボディスポンジ。どれも人数分ありました。こんなにアメニティがあるホテルは日本でもなかなか見たことがないです。



館内スパ施設
館内施設の時間はこんな感じです。

スパ施設はプールエリアと浴場(温泉・露天風呂・サウナ)エリアがあります。
- プール:6時〜22時(子供は6時-18時)
- 浴場(お風呂・サウナ):6時〜 金土日祝24時/ 月-木23時 (子供の時間制限なし)
お風呂の方は子供の時間制限がなくて24時まで入れるというのはとても使い勝手が良いです。大抵のホテルは子供は時間制限があって困ることが多いので…。
スパ施設へは、客室フロアから利用できる宿泊者専用のエレベーターでアクセスします。そのため、客室からはバスローブとスリッパのまま移動でき、気軽に利用できる点が便利でした。

まず広いレセプションがあり、そこで受付した後、男女のロッカールームへ。ロッカールームは清潔でとても広いです。タオル類、バスローブも豊富に用意されています。ヘアゴム、濡れものを入れるビニル袋などのアメニティも豊富で、手ぶらで利用できます。ドライヤーコーナーは一部個室もあるのがとても珍しいと思いました。個室だと気兼ねなく身支度できるので嬉しいです。
20時ごろプールに行ってみました。芦屋〜神戸の町並みを海から山まで見渡せる絶景です。建物自体はそれほど高層ではないにもかかわらず、想像以上に見晴らしが良く驚きました。夜は私たち夫婦以外に誰もおらず静寂の贅沢さを味わいました。

外にジャグジーもあるのですがこの日は寒すぎて、利用するには少し厳しかったです。
翌朝に子どもたちとプールへ行くと、同じような家族連れが多く、日中は賑やかな雰囲気でした。夜になると落ち着いた空気に変わるようで、時間帯によって使い分けができそうです。
朝のプールからの景色はこんな感じです。

お風呂は撮影ができないため、文章での紹介になります。屋内に温泉・濁り湯・広めのドライサウナ、外に露天風呂とジャグジーがありました。洗い場はすべて個室のシャワールームで、周囲に気を遣わず利用できる点が快適でした。個人的にも好みの造りで嬉しかったです。
夜22時ごろ行くと子連れで賑わっていました。翌朝また行くと、プールはあんなに賑わっているのにお風呂にはほぼ誰もおらずサウナも貸切状態でした。
落ち着いた時間を求める大人の場合は、夜はプール、朝はお風呂と使い分けるのも良さそうです。
朝食
朝食は、和食レストラン「時宜」か洋食レストラン「ルバーノ」かグランドボールルームでのブッフェが選べます。
我が家は直前の予約だったのでこのブッフェの遅い時間(10時)を唯一予約できました。

テーブルには、ブッフェ台のお料理の説明があり親切でした。

卵料理や焼き物は目の前で焼いてくれる形で、小規模ながら手がかかっていました。コーヒー紅茶はテイクアウト用カップもあり気が利いていました。



部屋からの景色・館内の雰囲気
朝の部屋のベランダからの景色です。リゾート感があります。


こちらは館内の風景。ここからすぐヨットハーバーに出れるようです。貸切のチャータークルーズもあるのでいつか利用してみたいです。


それでは12時、チェックアウトします。12時にフロントへ向かうと大勢の人でした。チェックアウト手続きもスムーズでした。

静かで非日常感にあふれつつ、使い勝手の良さも素敵だった芦屋ベイコート倶楽部。今後はベイコートシリーズをはじめ、系列のエクシブにも泊まりながら、それぞれの違いを楽しんでいきたいと思います。